八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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343: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/08/07(月) 23:03:53.48 ID:ttV+FyVW0



楓「……その勝負内容というのは?」

幸子「ふふーん、よくぞ訊いてくれました。ズバリ……」



そこで輿水は言葉を切る。大仰に勿体ぶったかと思うと、右手を大きく頭上に掲げ、その後俺たちへと人差し指をさし、犯人はお前だ! と言わんばかりに突き出す。むしろそれはお前がやられそうなポーズなのだが。

そして輿水は、妙に自信満々に言い放った。



幸子「……題して! 『本当にカワイイのは誰か選手権』ですっ!」

八幡「……………」

凛「(プロデューサーが『割と真剣にこいつバカなんじゃないか?』みたいな目で見てる……)」



こいつバカなんじゃないか?



幸子「ルールは簡単です。貴女たち……えー……少年? 探偵団?」

楓「高垣探偵団です」

幸子「失礼。高垣探偵団が一人一人何か『カワイイ行動』をして、それをボクにカワイイと認めさせることが出来れば、貴女たちの勝ちとしましょう!」

八幡「お前のさじ加減ひとつじゃねぇか」

楓「受けて立ちます」

八幡「楓さーーーん!?」



もはや様式美と言っていいかもしれない。



八幡「輿水が絡むとどうしてもバラエティ色が強くなるな……」

幸子「どういう意味ですか!」



ぷんすこと怒っているが言ったままの意味である。っていうか君、絶対自覚あるよね?



幸子「ボクたちはアイドルなんですから、むしろこれ程おあつらえ向きな勝負も無いと思いますけどねぇ」

八幡「……そんなら、もちろんお前もやるんだよな」

幸子「へ?」





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