八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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325: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/07/30(日) 22:33:36.39 ID:GkWVUZ420



レナ「……やるわね。私の完敗だわ」



苦笑する兵藤さん。この展開はさすがに予想外だっただろうな……



レナ「結構本気でやったんだけどね……でも、負けは負け。約束通り話すわ」

楓「!」

レナ「何故、携帯電話を取りに行ったなんて嘘をついたか……」



兵藤さんのその言葉で、場に緊張が走る。

そうだ。なんかゲームに夢中になってたおかげで忘れそうだったが、元々これはそういう理由で始めた勝負だった。別にただ遊んでいたわけではない。わけではないんだ。



レナ「本当はあの時、急いで部屋に戻らないといけない用事があったのよ」

楓「用事、と言いますと?」

レナ「…………」

八幡「……?」



兵藤さんは何故かチラッと俺の方を見ると、とても言いにくそうに言い淀む。
その表情は何と言うか、恥ずかしそう……?



レナ「楓さん。ちょっと……」

楓「?」



ちょいちょいと手招きし、楓さんを近くに呼ぶ。
他の者へ聴こえないようにと、耳元で口を隠しながら囁くそれは、いわゆる耳打ち。



レナ「……………」

楓「はい?」

レナ「だ、だから………………ったのよ……」

楓「……ああ!」





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