八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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316: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/07/30(日) 22:22:07.41 ID:GkWVUZ420



レナ「ああ、この場所に呼んだのはちょっと理由があってね」

八幡「理由」

レナ「ええ。……率直に言って、あなた達は私を疑っているんでしょう?」

楓「!」



その言葉で、高垣探偵団に動揺が走る。いや、まぁ面子で呼び出してる時点でそりゃ予測もつくだろうけども……



楓「疑っている、という程ではないんです。ただ……」

レナ「ただ?」

八幡「アリバイを確認した時、携帯を取りに行くとおっしゃいましたよね。本当は持っていたのに」



遠回しに言うような事でもないので、はっきりと告げる。
しかし、兵藤さんの表情に特に変化は見られない。まるでやましい事は無いと、そう言わんばかりの余裕だ。



八幡「暗闇の中で間違って兵藤さんの巾着に触れてしまいまして。恐らくあれは携帯電話でしょう?」

レナ「…………」

八幡「なんで嘘をついたんです?」



俺の核心を突くかのような質問に、兵藤さんはフッと小さく笑みを零し「なるほどね……」と呟いた。



レナ「……確かに、あの時は嘘をついた。それは認めるわ」

凛「!」

文香「それでは……」

レナ「でも、それとこれとは話は別よ? 武蔵を持ち出したのは私じゃない。その主張は変わらないわ」



肩をすくめるようにし、あくまで自分ではないと言う兵藤さん。
まぁ、確かに嘘をついた事でそれが持ち出した証拠には繋がらないわな。



楓「では、何故あんな嘘を?」

レナ「言う必要がある? 黙秘権を主張するわ」

楓「……理由を教えて貰えないのであれば、はいそうですかとは引き下がれないわね」





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