八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/07/30(日) 22:16:31.73 ID:GkWVUZ420
もしも荷物の調査を、なんて言い出せば、それは疑っている事に他ならない。そこまでする必要な無いと、暗に全員が思っていた。無闇に人間関係を乱すのは得策ではない。……まぁ、その発想自体無い奴らも数名いそうではあるが。
楓「だから、これは最初に言ったようにただの可能性。実際に私物のチェックをしようなんて言いませんよ」
凛「楓さん……」
楓「しようがないですからね……ふふ」
凛「…………」
頼むからセルフで上げて落とすスタイルをやめて頂きたい。
文香「それでは、先程言っていた方針というのは……?」
楓「ええ」
楓さんの推理によってまとめた情報。可能性は二つ。
誰かが既に処分してしまったか、隠し持っているか。
だが、捜査としては私物のチェックをしない以上、これ以上手を付けようがない。
そこで楓さんが提案したのが……
楓「直接勝負と行きましょう」
凛「…………え?」
素っ頓狂な声、というのが正しいだろう。凛だけではない、鷺沢さんも、さすがに予想外だったの目を丸くしている。
凛「直接、っていうのは……」
楓「アリバイ確認をした時に嘘をついていた方たちへ、何故嘘を付いたのか訊くんです。分かりやすいでしょう?」
凛「分かりやすいっていうか……」
むしろドストレート過ぎるくらいである。それ私物のチェックさせてくださいってのと殆ど変わらない所が、むしろ酷くなってる気がするんですが……
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