八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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31: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/07(火) 00:57:47.28 ID:J34r1N8z0









ライラ「失礼しますです。わたくしスカウトされました、新人アイドルのライラさんでございます」









何てことのないように、出会った時のような飄々とした様子で自己紹介するライラ。

ある意味じゃ、大物の対応だなこれは。



ライラ「好きな食べ物はアイス。趣味は公園で知らない人とおしゃべりでー…」

八幡「ライラ、とりあえず自己紹介はいい」



ってか、それ趣味なの? 公園で知らない人とお喋りって……あれ、俺の事?

しかし今はそんな話をしている場合ではない。能天気なやり取り等どうでもいいとばかりに、常務がドスの効いた声を出す。



常務「……ふざけてるのか? どういうつもりだこれは」

八幡「言ったでしょう。彼女がスカウトしてきたアイドルなんですよ」

常務「馬鹿を言うな。先程お前は退社したと…」

八幡「だから、“辞めた後のアイドルでも何でもないライラを、改めてスカウトした”んですよ」

常務「ッ!?」



今回の企画は現役アイドルとアイドル候補生による合同番組。そしてライラは現役アイドルとしての出演が不可能になった。だから俺は、“アイドル候補生として出演出来るように、一度辞めて改めてスカウトし直した”のである。





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