八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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308: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/07/30(日) 22:10:06.89 ID:GkWVUZ420



楓「ごめんなさい、最初は怪しまれない為に顔だけ出すつもりだったんだけど……ね?」



いや、ね? じゃない。そんなに可愛くウインクしてもダメ。ってか大丈夫? もう大分お酔いになられてますよね??



八幡「そんなんで作戦会議できます?」

楓「大丈夫。それよりも、比企谷くんこそ大丈夫? いつもより顔が白いけれど。まるで女の子みたい」

八幡「そっちは鷺沢さんです」



まるでっていうか女の子である。完全に出来上がってるじゃねぇか!

水を飲ませ、落ち着かせ、何とか人物の判別が出来るようになった所で、ようやく本題へと入る。ただ面子のテンションが大分どうでもよくなってきているのは秘密だ。



楓「……ふぅ。それで、今後の方針なんですけれど、私に一つ考えがあるの」

八幡「考え?」



今更そんなキリッとした表情になっても遅いですよとか、余計な雑念は頭から追い払い、探偵さんの言葉を待つ。



楓「とりあえず整理しましょうか。昨日今日と、武蔵の詮索をずっと続けていたわけですけど、結局見つからないまま……つまり、可能性としては大きくわけて二つ考えられます」



ピースを作るように、二本の指を立てる楓さん。



文香「二つ……ですか?」

楓「ええ。誰かが武蔵を持ち出したと仮定した上で、の二つですけど」



今日は二人一組による各部屋の捜索(+早苗さんの個人捜査)。そして昨日の事件発覚後にも、各自の自室を念のため軽く調査した。勿論、そこにも剣聖武蔵の姿は無かった。

旅館の方にも確認し、考えられる所は全て探した。その上で、楓さんが上げる二つの可能性……





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