八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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29: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/07(火) 00:55:26.67 ID:J34r1N8z0










翌日、準備を整えた俺は再び社長室へ向かう。

既に社長には話を通してある。であれば、彼もきっと部屋にいるはずだ。


……あー、なんか、無駄に緊張すんな。正直かなり怖い。
大丈夫だよね? さすがに暴力沙汰とかにはならないよね? 大人しそうな感じだし、手を出すにしてもどっちかってーとチャカとか取り出しそうだ。そっちのがヤバイ。


しかし、もう後には引けない。

歩きながらも、俺は事が上手く運ぶように頭の中でシミュレーションしつつ、真っ直ぐに目的地へと向かう。

この程度の修羅場、今までも乗り越えて来たからな。
だから、きっと大丈夫だ。


予定通りの時間に到着すると、俺は扉をノックし、返事を待った後に入室する。



八幡「失礼します」



入れば、昨日と同じ面子が揃っていた。

椅子に座る社長と、その前に立つ常務。
相変わらず、常務のその表情は険しい。ってか前よりも不機嫌そうに見える。



常務「……呼び出された理由は、昨日の件ですか?」

社長「そうだ。比企谷くん、報告を頼めるかい」

八幡「はい」



社長の言葉に応じ、俺は常務の隣に立って報告を始める。





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