八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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267: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/02/14(火) 01:48:26.32 ID:VNrjHIkh0



八幡「さて……」



それからというもの、特にする事も無いので事務所をぷらぷら。
だがこれがまた、色んな奴に声をかけられる。


サボってる杏とダベったり。

白坂から借りたDVDをもう勘弁して下さいと頼みながら返したり。

上田の着ぐるみの修復を手伝ったり。

前川にカマクラの写真を見せて自慢したり。

蘭子に黒魔術教えたり。

城ヶ崎姉妹に制服姿でプリクラ撮ろうとごねられたり。

……なんだか不意に視線を感じたり。


いつのまにやら色々とやっていた。
こうしてみると、仕事中とはまた違った面が見えてくるな。

……最後の視線はほんと謎だが。なんかバレンタインがどうのって呟いてたような気もする。


そしてそろそろけーるかなー、と考えていた時。



「八幡P!」



背後から、またもや声をかけられる。この呼び方は…



光「制服だなんて珍しいね。今日はお休みなのか?」

八幡「光か。まぁな」



相も変わらず、やけにキラキラした瞳を覗かせる黒髪の少女、南条光。
年端もいかないように見えるが、こう見えて中学二年生である。



光「あ、そうだ! 八幡P、昨日は見た? もちろん見たよね!」

八幡「昨日?」



はて。昨日は何かやっていただろうか。もしかして占い? んなわきゃないか。



光「え。もしかして見てないの?」

八幡「悪い。何を…だ……?」



と、そこで尋ねる途中でようやく思い至る。

そうだ、話を振ってきたのは何を隠そう光だぞ? となれば、確認する番組などその手のものに決まっている……!





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