八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/02/14(火) 01:47:01.87 ID:VNrjHIkh0
やべぇ、こういう時って何て返したら正解なんだ……
しかし俺が困っていると、菜々さんの視線がやや下に向いている事に気付く。これはもしかしなくても…
菜々「わー! それ、総武高校の制服ですよね!」
八幡「え、ええ」
やはりというか、予想通り俺の格好を見ていた。
菜々「そっかぁ、比企谷くんは総武校の生徒でしたもんね。女子の制服は奈緒ちゃんがたまに着てくるけど、男子の制服は久しぶりに見たなぁ…」
まじまじと見てくる菜々さん。なんだか酷くこそばゆい。
……しかし、久しぶりとな。
八幡「あ、安部さん?」
菜々「可愛いデザインですよね〜。懐かしいなぁ……」
八幡「安部さーん…」
菜々「……ハッ!?」
と、ようやく我に返る菜々さんじゅうななさい。ちょっと遅過ぎる気もする。いや婚期がとかじゃなく。
菜々「あ、あーいやー違うんですよ? 懐かしいっていうのは、その、昔よく知ってたとかそういうんじゃなくてですね、ま、前々から、知ってたという意味で、と、とととにかく違いますからね!?」
言うや否や、ぴゅーっとあっという間に去って行ってしまった。
なんとも心配になる。あれで隠せてると……いや、皆まで言うまい。あれも魅力の一つ。
ちひろ「世の中には、知らなくても良い事がありますからね……」
八幡「このタイミングでその台詞は悪意を感じますよ」
まぁ、言ってる事には概ね同意だが。
ちひろ「それじゃあ、私もそろそろ仕事に戻ります。比企谷くんはゆっくりしていってくださいね」
八幡「ええ」
ちひろ「あ。あと知っているとは思いますけど、凛ちゃんは遅くまでレッスンなので直帰するそうですよ」
八幡「…………」
知ってると思うなら何故わざわざ言うんですかね。
悪戯っぽい笑顔を残し、敏腕事務員はデスクへと戻っていった。
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