八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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262: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/02/14(火) 01:42:13.22 ID:VNrjHIkh0



雪ノ下「でも良かったじゃない。いつもよりは短く済んで」

由比ヶ浜「そうだよ。今日来れてヒッキー運が良かったね」



そう言って、雪ノ下と由比ヶ浜はそれぞれ“弁当”へと手をかける。

そう。今は昼だ。だが決して昼休みではない。放課後だ。放課後ティータイムだ。いや違う違う言いたいのはそんな事じゃなくて……


つまり、今日は午前授業だったのである。いわゆる半ドン。


……今日び半ドンとか言わないか。平塚先生くらい?



八幡「……メシ食ったら、お前らはどうするんだ?」



自分のパンを齧りつつ、二人に尋ねる。
しかしまさか部室で三人で昼飯を食うことになるとはな。ある意味じゃとても珍しい。



由比ヶ浜「あたしはこの後優美子たちと予定あるから、食べたら行くよ」

雪ノ下「私も予定があるわ。だから部活は今日は休み。……それとも、あなただけでもやっていく?」



意地の悪いような笑みで尋ねてくる雪ノ下。俺がどう答えるか分かってて聞いてるだろお前。



八幡「遠慮しとく」

由比ヶ浜「うんうん。折角の休みなんだから、ヒッキーもたまにはゆっくりしなよ」



笑顔でそう言う由比ヶ浜。
ゆっくり、ねぇ。



八幡「…………」

由比ヶ浜「ヒッキー? どうかしたの?」

八幡「ん。いや、何でもない。食い終わったし、俺はそろそろ行くわ」



由比ヶ浜は早っ! と驚いていたが、特に気にせずゴミを片付ける。





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