八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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260: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/02/14(火) 01:38:54.99 ID:VNrjHIkh0










八幡「……………………はぁー……」



つ、疲れた……
まさか、ここまで精神的にやられるとはな……俺もさすがに予想外だった。

机につっぷしていると、横から怪訝な声が聞こえてくる。



雪ノ下「そんなに干物みたいになって、どうかしたの比企谷くん。まさか本当に干されたわけじゃないでしょうね」

八幡「安心しろ。俺が言うのもなんだが、うちの担当アイドルは絶賛活躍中だ」

雪ノ下「ええ。もちろん知っているわ」



つっぷしたまま顔だけ向けてみると、雪ノ下雪乃は涼やかに笑みを浮かべていた。

ほう。冗談だとは思ったが、まさか知っていると返されるとはな。もしかして凛のことチェックしていらっしゃる?



由比ヶ浜「最近テレビでよく見るようになったよねー。録画忘れないようにするの大変だよ」



そう困った風には言うが、由比ヶ浜結衣の表情は笑顔だ。お母さんかお前は。……確かに気持ちはわかるけど。最近録画超大変。



八幡「……けどまさか、その余波を俺が食らうことになるとはな」

雪ノ下「余波?」



俺の発言に首を傾げる雪ノ下。由比ヶ浜は事情を知っているため複雑そうに苦笑している。



由比ヶ浜「確かに、今日は凄かったね。休み時間とかは特に」

八幡「別のクラスからわざわざ見に来るとはヒマなこった」



そこまで言った所で合点がいったのか、雪ノ下は納得したように頷く。





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