八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2017/02/14(火) 01:37:45.24 ID:VNrjHIkh0
八幡「えらく真剣な声音で訊くと思ったらそんな事かよ……」
凛『あははは。……まぁ、プロデューサーからしたら今更かな』
八幡「おう」
凛『そこは否定してよ』
と、また凛は小さく笑う。
あまり本気で心配しているようではなさそうだ。
八幡「まぁ、奉仕部にも一応顔出しときたいしな。……一人、挨拶しとかないとうるさそうなのもいるし」
凛『誰の事だかすぐわかるね。……じゃあ、雪乃と結衣によろしく言っといて』
八幡「ああ」
凛『そういえば今日は奈……え? ああ、うん。今行く』
話してる途中で誰かに呼びかけられたのか、若干声が遠さかる。
凛『ごめんプロデューサー、そろそろ移動だから切るね』
八幡「大丈夫だ。レッスンしっかりな」
凛『うん。それじゃ』
そこで通話は切れる。
かけてきた方から電話を切る、というマナーもしっかりしていてプロデューサーは嬉しいです。
八幡「さて……」
時間を確認。予想はしていたが、ちょっとこれは怪しくなってきたぞ。
まぁでも、ほら、担当アイドルとの電話を無下にするのもね? 電話しながらチャリとか、危ないし。やっぱ電話したくらいじゃラッキーカラーとは認められないのかしら……
そんな言い訳もほどほどに、俺は全力でペダルを漕ぎ出した。坂道くぅーん!
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