八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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257: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2017/02/14(火) 01:35:49.68 ID:VNrjHIkh0










家を出てチャリンコに乗り、学校へと向かう。
そんな前なら当たり前な通学が、今では何とも新鮮だ。

こうしてると、電車乗るより全然気持ちいいな。あの通勤ラッシュはマジでヤバい。痴漢保険とか入っといた方が良いかもとマジで考える。

そうして軽快に走っていると、ふと胸ポケットに入れていた携帯電話が震えだす。
なんだなんだとチャリを止めてチェックしてみると、おお、画面には我が担当アイドルの名前が表示されていた。



八幡「もしもし」

凛『もしもしプロデューサー? おはよう』



電話に出ると、聞こえてきたのは相変わらず奇麗に澄んだ声。担当アイドル渋谷凛だ。



八幡「おはようさん。ラッキーカラー」

凛「え? 今何か言った?」

八幡「何でもない。こっちの話だ。……んで? 何か用か?」



適当に話を濁し、用件を尋ねる。



凛『用っていうか、今日は随分遅いから電話かけてみたんだ。もしかして寝坊?」



ちょっとからかうかのような凛のその問いかけ。あら、これはもしや……



八幡「あー……もしかして、俺言ってなかったか?」

凛「え? 何を?」



言ってないようだった。





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