八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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210: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/09/12(月) 03:38:55.17 ID:I3XVCApU0



文香「おかしい……でしょうか……?」



ちょっど不安げに聞いてくる鷺沢さん。どうやら俺が特に反応しなかったのが気になったらしい。



八幡「ああいえ、そんな事はないです。俺も好きですよ」



これは本音。
なんだかんだ言って、幼い頃から一番読んでるのは確かにファンタジーものな気がする。
小学校の頃は図書室で夢中になって読んだもんだ。ハリー・ポッターとか、ダレン・シャンとか、デルトラ・クエストとか、決まってあったもんな。あと、俺的には宮沢賢治は外せない。



八幡「分かり易く面白いですからね。冒険活劇からのハッピーエンド。よく読んでました」



と、そこまで言って、鷺沢さんが意外そうにしてるのに気付く。え、俺なんか変な事言った?



八幡「さ、鷺沢さん?」

文香「あ……いえ、すみません。……こう言っては何ですが、その……少々、意外だったもので」



あ、やっぱそう思えってたのね。



文香「凛さんや、ちひろさんから比企谷さんの事を聞いていたので……てっきり、そういったお話は好まないのかと……」

八幡「そりゃまた、何を聞いたのか気になるお話で……」



いや、あいつら一体全体どういう紹介したの? 俺だってハッピーエンド好きよ?



文香「申し訳ありません……先入観で、人の事を見てしまうなんて……」

八幡「あ、いやいや、いいですよ別に謝らなくて」



正直そのイメージも間違っちゃいない気もするしな。あんだけ青春とかケッ、みたいなこと言ってりゃ、そらそんな印象も持つ。

しかし、ふむ……





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