八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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209: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/09/12(月) 03:38:10.52 ID:I3XVCApU0



文香「……あの」

八幡「はい?」

文香「つかぬ事を、お聞きしますが……比企谷さんは、本をよくお読みになられるのでしょうか……?」



遠慮がちな、ある意味予想外な鷺沢さんからの質問。本をよく読むかとな。



八幡「……そう、ですね。よく読むかは分かりませんが、人並みには」

文香「そうですか……昨日、推理小説にお詳しいようだったので、もしかしたらと……思ったんです」



あぁ、そう言えばそんな話もしたな。
鷺沢さんも本を読むのが好きなようだし、やっぱ共通の趣味を持ってそうだと気になるのだろうか。



八幡「そこまで多くはないっすけど、有名所は読んだ事ありますよ。ホームズとか」

文香「推理ものが……お好きなんですか?」

八幡「いえ、色々です。特にこれっていうジャンルは無いですね」



更に言えば別に小説じゃなくっても読む。ラノベも漫画も。ポアロとかコロンボはドラマのが正直よく見てたな。



八幡「鷺沢さんはあるんですか?」

文香「え……?」

八幡「好きなジャンルとかです」



俺が質問すると鷺沢さんは少しの間沈黙し、やがて困ったように微笑を浮かべる。



文香「……私も、特に決まったジャンルはありませんね。……しいて言うなら、ファンタジーが一番よく読むでしょうか」

八幡「ファンタジー……」


それは少しだけ以外な答えだった。
こだわり無く色々読むというのは想像出来たが、何と言うかもう少し難しいものを読んでいるイメージがあったから。





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