八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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19: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/07(火) 00:38:50.61 ID:J34r1N8z0










ライラと分かれた後、もう少しだけスカウトが出来ないかと奮闘はしたものの、結局成功する事は無かった。

さすがにもう通報はされちゃいかんと気を付けていたので、行動が制限されてたしな。仕方ないね。うん、仕方ない。
仕事を手に入れる事が出来ず凛には申し訳ないが、こうなれば他の仕事を取ってきて挽回するしかないな。凛も無理しなくて良いと言っていたし、分かってくれるだろ。情けないプロデューサーであった。

とりあえずは、社長に謝罪と報告だな。
事務所へ戻り、そのまま社長室へと向かう。こういう時は社長のあのフランクさがとても有り難い。

扉の前に立つと、何やら中から話し声が聴こえてきた。
ちひろさんか? まぁ、もし間が悪いなら後で良いと言われるだろうし、とりあえず顔は出しとくか。

数回ノックをすると、中から入って良いと返事が来る。

失礼しますと言いつつ扉を開くと、そこに居たのは社長と、ある意味じゃ予想外の人物であった。



社長「比企谷くんか。どうかしたかね?」

「…………」



社長の前に立つ、険しい表情をした40代程の男性。
その眼光は鋭く、スーツ姿から一瞬ヤーさんかと見紛うくらいだ。正直めっちゃ怖いです。

一応、彼とは俺も面識はある。彼はこのシンデレラプロダクションの常務。


まぁ、言ってしまえば上司ってやつだ。



八幡「スカウトの件の報告に来たんですが…」

社長「ああ。やっぱり、難しかったかい?」

八幡「……ええ。すいません」





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