八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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168: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/08/18(木) 01:39:47.70 ID:+yIuGarD0



とりあえず最初の捜査として、旅館内をくまなく探すという基本から始める事にした。


誰かが持ち出さないと無くならないような状況ではあったが、それでも本当に何かの偶然という事はある。探し物をしていたら「なんでここに……?」みたいな所で見つかるなんて珍しい事じゃないからな。ホント何なんだろうねあの現象。

そしてその捜索に当たって、一応は二人編成の方が都合が良いという話になり、ペア決めをしたのが先程の事。こうすればお互いをお互いが見張る事も出来るしな。4人の中では疑わない方針にしたとはいえ、一応の処置だ。用心に越した事はない。

午前と午後でペアを変え、今日一日は捜索に費やす予定。どうせ時間はある。


……なんか、唐突にハルヒを思い出したぞ俺は。



凛「探してる時に他の人たちに会ったら、何て説明すればいいの?」

八幡「あー……そうだな…」

楓「……変に誤摩化すよりは、正直に言った方が良いかもしれないわね」



確かに、コソコソと調査されていたなんて知ったらあまり気持ちの良いものじゃないだろう。それならば言ってしまった方がまだマシかもしれない。



楓「時間があってヒマだったから、探検がてらお酒を探してました、くらいで良いと思うわ」

文香「あくまで……誰かが持ち出した線で捜査しているとは言わずに……ですね」

楓「ええ」



昼食は11時から1時の予定となっている。

とりあえずはそれまでを午前の部として、俺たちは捜査の為別れた。最初は一階だ。



楓「それじゃあ比企谷くん、頑張りましょうか」

八幡「ええ」

楓「お酒の為に」

八幡「……ええ」





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