八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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165: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/08/18(木) 01:35:28.01 ID:+yIuGarD0



グロッキー状態でも微笑みを絶やさないその淑女の精神は立派だが、青白いし逆に怖い。ほら、未成年組も若干引いてるし。つーか本来は俺も未成年組なんですけどね!


話を聞くと、どうやら部屋へ戻った後に結局早苗さんたちに合流したらしい。あ、あれれー? 俺が送った意味……



八幡「よくもまぁ、そんだけ飲めますね」

楓「うふふ、好きですから。それに……」



そこで、少し声のトーンを小さくする楓さん。どうやら、向こう側の彼女たちに聞こえないようにという配慮らしい。
正確に言えば、莉嘉と輿水に、だろうが。



楓「どのみち、何か理由を付けて部屋へはお邪魔するつもりでしたから」

八幡「……なるほど」



それならば仕方がないな。……いや仕方なくない。飲む必要なんて無いし、やっぱそっちメインですよね!

それから体調が落ち着いたのか、少量ながら朝食を食べ始める楓さん。ちなみに兵藤さんはもう少しで来るらしい。早苗さんは多分ダメだと言っていた。あの人も相当強いはずなんだけどな……どんだけショックだったんだ。



莉嘉「ねーねー八幡くん」

八幡「ん、なんだ」

莉嘉「朝ごはん食べ終わったらさ、アタシたちは自由って事でいいの?」



莉嘉のその質問に、部屋にいる全員が俺の方を見る。視線痛い。



八幡「そうだな……まぁ、ハメを外し過ぎないようにな」



我ながら歯切れ悪くそう言うと、隣に座っていた楓さんがフッと笑みを零す。そういやそこ兵藤さんの席なんだが……まぁいいか。

俺が視線を向けると、楓さんは口に手を当て、可笑しそうに言う。



楓「比企谷くん、何だか担任の先生みたいね」

八幡「先生?」





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