八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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164: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/08/18(木) 01:33:11.12 ID:+yIuGarD0



凛「そういえばプロデューサー、昨日は大丈夫だった?」

八幡「ん? ああ……まぁ、な」



向かい側に座る凛からの質問、大丈夫だったかとは、もしかしなくてもあの後の飲み会の事だろう。
日付けが変わる前くらいには凛と鷺沢さんは部屋へ戻ったのだが、楓さんはその後もしばらくは残ったのだ。必然部屋の主である俺は付き合わされる。そうか、だから俺の部屋で飲んだんだな……確かにあれじゃ逃げられん。

程なくして楓さんも部屋へは戻ったのだが、かなりいい感じに酔っていた。っていうか部屋まで送ったかんね俺! 



八幡「あの分じゃ、今日は起きるの遅いんじゃないか」

凛「確かに来てないね……そっち側の人が主に」



大方早苗さんと兵藤さんも大分飲んだんだろう。武蔵が無くなってヤケ酒でもしたのかもしれない。酒無くなって酒飲むってもうすげぇな。


と、そこで鷺沢さんが「あ……」と小さく声を漏らしたのに気付く。

その視線を追ってみれば、その先はこの和室の入り口。そしてそこに立つのは……






楓「――待たせたわね」






ニヒルに微笑む、楓さんであった。顔色最悪だ。






凛「なんで無駄にそんなカッコいい登場を……」

楓「探偵は、遅れてやってくるもの、でしょう……?」



いやなんかハァハァいってますけど。完全に具合悪そうですけど。二日酔いですよね?



八幡「ほら、とりあえずこっち座ってください。そんな襖に寄りかかってたら倒しますよ」

楓「え、ええ……」

八幡「……………」

楓「………ふぅー…」

八幡「……………」

楓「……お水、貰えるかしら」



二日酔いですよね?





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