八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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14: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/07(火) 00:30:13.63 ID:J34r1N8z0



凛がいたら「今更!?」と突っ込まれること請け合いな質問。

いや、本当に今更で申し訳ないんだけど、本当に誰? アイスを貰って、身の上話まで聞いて貰って、しかし名前も知らない。分かる事と言えば、異国の方だという事くらいか。見れば誰だって分かる。



「わたくしはライラさんですよー」



俺の失礼とも言える質問に、しかし彼女は怒ること無く、むしろ感情を感じさせないくらいの表情で返事をしてくれた。

ライラ……って確かアラビア系の名前だったか? あまり詳しくはないが、そっち方面の国出身なのかもしれない。なんだか冒険にでも行けそうな名前だ。



八幡「そうか。……アイス、ありがとな」

ライラ「いえいえ。困った時はお互い様、という言葉が日本にはありますです。日本は良い国ですねー」



ぽけーっというか、にぱーっというか、そんなのほほんとした笑顔で言うライラ。
なんつーか、毒気を抜かれる思いだな。こいつには邪な気持ちなんて存在するのかと疑いたくなるほど純粋そうな顔だ。



ライラ「貴方様は、なんというお名前でございますですか?」

八幡「比企谷八幡だ」

ライラ「では、八幡殿でございますね。よろしくお願いしますですー」



そして、また笑顔。
人懐っこいというか何というか、壷とか買わされないか心配になる奴だな。

でも、良い奴だ。間違いなくそう言える。



八幡「……まてよ」





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