八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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125: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/19(日) 16:32:49.46 ID:8d0eLXFJ0



表情を一転、キリッとした顔つきで言う楓さん。だがあまり締まらないのは何故だろうか。
まぁ、これも予想通りだな。



楓「正確には、武蔵を隠し持っている人を暴く、と言った方が良いかしら」

八幡「……やっぱ、そうなりますよね」

凛「ちょっと待って」



そこで介入してくる凛。
どうやら楓さんの言い方に気になる点があった様子。



凛「その言い方だと、誰かが持ってるって確信してるように聞こえるけど」

楓「確信、ではないけれど、私はその可能性が高いと思っているわ」



顎に手を当て、考えるように言う楓さん。何とも絵になるな。探偵役でもいけそうだ。



八幡「確かに、あの状況じゃ自然に無くなるなんてまずあり得ないからな。第三者が介入する術も無いようなもんだし、あの部屋から出た誰かってのが有力だろ」

文香「…それで、このメンバーが集められたんですね……」



納得したように呟く鷺沢さん。
まぁ、この面子って時点で何となく想像はついたけどな。



楓「あの時私と比企谷くんと凛ちゃんは部屋を出ていて、文香ちゃんはずっと部屋にいました。なので協力を仰ぐならこのメンバーだと思ったの」

文香「ですが、皆さんが出て行った後……私にも一人の時間がありました。そこは良いのですか……?」



何故か自らアリバイが無い事を告げる鷺沢さん。それを言う時点で犯人では無さそうだが、その発言に対する楓さんの返答はこれだ。



楓「ふむ……」

文香「…………」

楓「……その発想は無かったわね」



無かったのかよ。

思わずガクッとなる。どうやら探偵役は無理そうだな。ってか本当に探す気ある?





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