八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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105: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2016/06/13(月) 01:01:21.94 ID:EZXQYtyb0



早苗さんの、悲鳴。

だが何故だろう。とてつもなくギャグ臭がハンパないのは。全然危機感が襲わない。



八幡「今度はどうしたんすか早苗さん。そんなアイドルらしからぬ声出して。凛との歳の差が干支一回り以上って事実に恐怖でもしたんすか?」

早苗「え? 嘘だぁ……ひい、ふう、……で、だから……うん。あ、マジだ。…………って違うわよ! 殴るわよ!?」



しっかり殴られた。グーで。



早苗「そんな事より、これよこれ! 見てよ!」



ずい、と早苗さんが差し出してきたのは、俺が持ち寄った例の桐箱。開かれたその箱の中には、しかしお酒の瓶は入っていない。

そう、空であった。









早苗「無いのよ! 剣聖武蔵がっ!!」









部屋の中へと木霊する、早苗さんの叫び。






八幡「あ。そうすか」

早苗「反応薄っ!? そんだけ!?」

八幡「いやそう言われても……」



正直どうでもいい……という反応の俺と凛(鷺沢さんはよく分からん)。しかし、過敏に反応する人物が一人。言わなくても分かるな。



楓「……早苗さん。それは本当ですか?」





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