八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「またね」
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◆iX3BLKpVR6
[saga]
2016/06/13(月) 00:55:37.84 ID:EZXQYtyb0
楓「けれど、案外あっさり解決してしまったわね」
けれど、という言い回しが本当に雪ノ下そっくりだったのだが、それはひとまず置いておく。
八幡「と、言うと?」
楓「ほら。こういう時って電気が回復するまでの間に、何か事件が起きたりするじゃない?」
悪戯っぽい笑顔で言う楓さん。
何か事件とは、また物騒な事を言い始める。まぁ言いたい事は分かるけど。
楓「暗がりに生じて、か弱い少女を……ぐわぁっと!」
凛「ひゃっ……! ちょっ、楓さん!?」
凛のらしくも無い悲鳴に、思わずバッと振り返る。え、今なに。何されたの!?
凛「ど、どこ触ってるんですか」
楓「ごめんなさい。後ろ姿が無防備だったから、つい」
顔を赤くしてジト目で抗議する凛。対する楓さんはにこやかである。完全に親父キャラやないですか。……で? 一体どこを? 凛のどこをどう触ったんですかねぇ!? プロデューサー気になります!
どうやら明るくなった事で気が緩んでいるらしい。こうやって遊ぶ余裕も出て来た(一人に関しては元々な気もするが)。
しかし楓さんが言った、こういう時は何かしらの事件が起きるものだという台詞。
冗談めかして言ったであろうが、実は案外的を射ていたりする。
というのも……
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