電「鎮守府に海賊さんが着任したのです……」
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128:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 05:46:20.36 ID:1sW5eCJ/0
心の中で応えの出ない問答を行っていたイ級のセンサーは、何かの匂いを察知した。


「西側からの何かが近づいてきている」

「艦娘か?」

「とうとう戦いの機会が訪れたのか」

「いや、どうも妙だ」

「この匂いは」

「……同胞?」

「けどこの海域で巡回しているのは」

「自分だけのはず」

「違和感」

「疑問」」

「おかしい」

「いやけれど」

「もしかしたら」

「自分が巡回してる事なんて」

「忘れられたのかもしれない」

「自分は落ちこぼれだから」

「居ても居なくてもいい」

「落ちこぼれだから」


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