129:名無しNIPPER[saga]
2017/01/01(日) 05:53:26.82 ID:1sW5eCJ/0
そうこうしている内に、相手はイ級の目視圏内にまで接近してくる。
「この匂いは」
「確かに同胞」
「武装も外装も」
「確かに同胞なのに」
「……」
「どうして」
「人型をしているんだろう」
「違和感」
「不思議」
「どうして」
「なぜ」
「うらやましい」
「うらやましい?」
「自分も」
「自分もいつか……」
思考が結論を迎える前に、目の前の同胞は行動を起こした。
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