アムロ「女性にしか扱えない兵器か...」【クロスオーバー】
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32:名無しNIPPER
2016/05/09(月) 22:03:27.77 ID:ra4lDSfD0
アムロ「これが...IS......」

競技用という割には兵器らしさが感じられる武骨なデザインの機体だ。
こんな搭乗者が丸見えとなる形でありながら現代兵器を凌駕する堅牢な防御力を誇るのだというのだから恐ろしい。
さすがにMSのビームを防ぐことは出来なさそうだが、ザク程度なら破壊しかねないポテンシャルを秘めていそうだ。

千冬「触れるだけで起動するか否かは決まる。気を軽く持てよ」

アムロ「この程度で気負うほど柔なタマじゃ無いさ。触れるだけだろう?」

千冬「その触れるだけで人生が変わるかもしれないんだ。もっと緊張してもいいだろう?」

軽口を叩いたものの、動かせなかったら晴れて犯罪者となる。
起動したらしたでこれから大変なことになるだろう。

アムロ「よし。触れるだけなら...」

アムロ「ッ!!」

ISに触れた途端、光が広がり次の瞬間にはISを纏ってしまっていた。

アムロ「嘘でも夢でも無いみたいだな。こんな手の込んだドッキリはやらないだろう?」

千冬「こんな物を大金叩いて作る程金は余っていない」

千冬「何にせよ、これからIS学園の預かりの身になるな」

どうやら、身の安全は保証されたようだがマスコミに追われるのは勘弁して欲しい。

アムロ「ISを脱ぎたいのだが...どうするんだ?」

千冬「脱皮か何かをイメージしてみろ。簡単だ」

脱皮というのは少しアレな表現だったが解除することができた。

千冬「一先ず部屋に戻ろう。そこから此れからのレイの待遇を決める」

アムロ「ISを動かした途端に随分と距離が縮まったな」

千冬「第一、私の方が歳上だ。当然だろう?」

どうやら誤解があるようだ。
童顔だとは言われるが、この女性よりも年下ということはあるまい。
だがとりあえずは先程の部屋に戻ってから話をするとしよう。


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