アムロ「女性にしか扱えない兵器か...」【クロスオーバー】
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178: ◆eIXIH1pnXg
2016/06/13(月) 20:57:58.71 ID:bss8YFEO0
流石に俺はそういう事に関しては鈍感ではない。
これでも経験は積んできた方ではある。
それに俺はこの世界では決して信用に足る人間ではないのだ。

記憶喪失という見え見えの嘘を通して、しかも男性でISを扱える者。
何らかの施設のスパイだと思われて然るべきだし、むしろここまで信用されているのが信じられない程だ。
好意的に捉えれば優しいと言えるが、否定的な捉え方だと無用心過ぎる。
この優しさであり無用心さが、裏目に出なければいいのだが。

楯無「隙だらけよっ!」

アムロ「ッ!」

考え事をしていたら隙を付かれて抱き付かれた。
もう少し気付くのが遅かったら思い切り地面と更識とでサンドイッチになるところだった。

アムロ「何をしているんだ?もうこんなことが歳ではないだろうに」

楯無「何々?私を襲っちゃうの?朝から何て過激なの...!」

アムロ「ハァ...何を言ってるんだ...俺もお前もそんな間柄じゃないだろう?」

楯無「そんな...!私はアムロくんのこと好きなのに、アムロくんは酷いことを言うのね!」

アムロ「何を何と言おうと、俺は知らない。早く離しなさい」

楯無「えー、やだやだー。もっとこうしてたいー」

アムロ「もう棒読みになってるじゃないか。無理してまで俺と親しくしようとしなくていいんだ」

楯無「む〜、何で動じないかな〜?」

楯無「普通の男子だったら今のところは抱き締め返してくれるとこでしょ」

楯無「もっとしどろもどろになるか、興奮を表に出さないと」

アムロ「朝っぱらから元気なことだよ、全く...」

アムロ(最近の若い子はこうなのか?全く、分からないものだ)


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