モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
↓
1-
覧
板
20
98
:
◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/05/07(土) 20:32:32.36 ID:glNSs2qCo
轟音と衝撃が同時にアーニャに伝わる。
狙撃訓練はほとんどしたことがないためアーニャは反動によって銃口は上向き、少しのけ反る。
衝撃に耐えられなかったことと、構造を完全に再現できていなかったためか結晶で作られたライフルはその一発で砕けてしまったがアーニャにとってはそれで十分。
大口径の結晶弾は一点を貫く槍となって、『アナスタシア』へと発砲音さえ置き去りにして突き進む。
「защищатьте(守れ)!!」
だがその弾丸は城塞のように一瞬で形成された結晶壁に阻まれる。
その厚みは何層にも及ぶ結晶の外殻。表層を何枚も貫きながら標的を仕留めようと槍は進む。
しかし弾丸は『アナスタシア』までたどり着くことなく数層の壁を残し制止する。
それと同時に貫かれた壁と、弾丸を受け止めた一枚の壁が素霊の命令重複によって役目を追えたかのごとく砕け散る。
「……次は、直接!!」
アーニャも止められることは予想していた。
自らが考えうる最大の貫通力を持てる武器を使ったが貫けない。ならばその体に直接刃を突き立てるのが確実である。
すでに壁が砕かれた時には『アナスタシア』が作り出した一枚目の壁の残骸まで到達しており、足のばねは先へと進まんと駆け出す。
両手には結晶のナイフ。アーニャはその片方を投擲し、結晶壁の一枚へと突き刺さる。
その瞬間、結晶壁は砕けアーニャと『アナスタシア』は互いに視線が通る。
『アナスタシア』の背には幾本もの結晶杭。
それらは躊躇なく一直線にアーニャに向かって放たれた。
アーニャは前方に転がり込むように跳びあがる。
そして飛来する杭の間を縫うように体勢を動かし、ナイフと杭の衝突による反動で、進行しながら回避した。
「それは……ワタシは、何度も見ている!!」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
558Res/632.57 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462540088/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice