モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/05/07(土) 20:30:53.33 ID:glNSs2qCo
「その輝きを……ワタシに向けるな。
今更……そんなものを、ワタシに見せるな。
『夢』など『希望』など……ワタシを裏切り続けてきたアナタに『願い』なんて、おこがましい!!
そんなものは……ワタシの足元にも及ばない!!!!」
もしもアーニャがこの『願い』の選択を初めに、いやもっと早くとっていたのならここまで事態は拗れることはなかったのかもしれない。
『アナスタシア』もここまで狂ってしまうことなく、誰一人として傷つくことはなかったかもしれない。
なれど、やはり今更なのだ。
もはや『アナスタシア』は引くことはできない。
この『願い』を願い、現実を歪めてしまった時点で先に進むしかないのだ。
その先がたとえ出口のない無限の迷路(ウロボロス)であろうと、『アナスタシア』は邁進するしかない。
彼女自身ここまで来て、今更諦められることができないのだ。
「お互いに……その受ける一撃で終わるっていうのなら、予定通り終わらせましょう。ワタシも、『私』も」
『アナスタシア』自身、アーニャの一撃が自身にとって致命的な一撃になることを理解していた。
先ほどの走馬灯もさることながら、先ほど結晶柱を砕いた拳銃はそれを理解させるには十分だったのだ。
アーニャの放った銃弾を受けた時、『アナスタシア』が操っていた杭の素霊たちが一瞬でざわついたのを感じた。
銃弾はアーニャが作り出した結晶であり、命令の指揮系統が違うため、両者の結晶が衝突した際に素霊に対して二つの命令が下っている状態になる。
素霊は集団のために、同時に複数の命令が下ると混乱してしまう。素霊の数こそ『アナスタシア』の方が多いが、命令の強さではアーニャの方が上。
結果として素霊は結晶の状態が保てなくなり砕け、分解されたのだ。
そしてアーニャの素霊結晶は、天聖気によって形成されている。
その天聖気は『ウロボロス』の封印のものであり、それがナイフなどの一撃を介して『アナスタシア』の体内に入れば結果の想像は容易いだろう。
『アナスタシア』は決して封印を破ったわけではない。扉の鍵を壊しただけであり未だ封印は健在なのだ。
アーニャの『願い』は『アナスタシア』を侵食し、封印は『ウロボロス』を封じ込める。
故に、『アナスタシア』もアーニャの一撃を受けることはできない。
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