モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/05/07(土) 20:17:27.30 ID:glNSs2qCo
『アナスタシア』の言葉をアーニャは否定する。
アーニャには、止める理由などはありはしない。
「……私は、考えたんです。
私は……どうして、戦ってたのかを。
どうして、ここに居るのかを。
そして……気が付きました。
私は、みんなと一緒に居たかったんです」
それは、まぎれもない彼女自身の言葉。
彼女が手に入れた。否、気が付いた、すでに所持していた願いのかたち。
「はじめは、名前をくれたからとか、恩があったからとか……そんな程度でここに居ました。
だけど、私の手は血で汚れているのに……あの人たちは誰も気にせずに、私と接してくれた。
私と一緒に居てくれた。私のことを、考えてくれた。
私を、何も言わずに受け入れてくれたみんなを……私は気が付かないうちに、好きになっていました。
だから、せめてみんなの役に立てるようにって……戦い、ました。
だって、それしか……できませんから」
彼女自身無意識だった。
彼女はみんなを守りたいからヒーローとして戦っていた。
だがそれは逆だったのだ。
「私は……居場所をくれた、みんなの役に立てるように……ヒーローを。
……ニェート、違い、ますね。私は、居場所を無くさないために、見捨てられないために、戦っていたんです。
結果的に……迷惑、かけて、しまいましたけどね」
「そんな……理由で、戦って」
これはアーニャ自身にも理解できていなかった『自身』のことだ。
だからこそ、同じ『アナスタシア』にも理解できていなかったし、その願いは誰にも知られることなく、そこにあることさえ気付かれないままに存在していた。
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