モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2016/10/18(火) 02:28:49.07 ID:nZ3oq+wSo
「夏樹!?無事なのか?」
『まぁ……完全に無事とはいいがたいけど、アタシは十分に健在さ。
そっちの状況は……良くはないか』
奈緒が視線を横に向ければ、そこには浮遊するアイユニットが存在する。
それは夏樹の視界でもあるアイユニットの一つであり、夏樹の声を届けることができる唯一の通信機能付きのものである。
「無事じゃないって、そっちはどうなんだ?」
『アイユニットがほとんどやられた。こっちの視界を確保するために手元に一つ、そっちの状況を観察するために忍ばせてるのが一つ、それと今奈緒の隣にあるやつの合計3つだ。
ほんと、こういうことになるんなら予備作ってもらっておけばよかったよ。でもまぁ四の五の言ってらんないけどさ』
複数のアイユニットから成る夏樹の視界は確かに強力だが、外付けであることは弱点でもある。
人間の眼球のように体の一部ではないため攻撃されたときに自営の手段がなく、すべて破壊されてしまえばそれこそ戦闘不能と変わりはない。
よってこれ以上視界を減らすような不用意な行動が夏樹には出来ないことを表していた。
当然アイユニットからのレーザーはなるべく控えるべきであることもだ。
「つまり負傷とかは無いってことなんだよな?」
『ああ、そこについては問題ないよ。まぁアイユニットはわりかしコストが高いらしいから技術部の人たちには迷惑かけることにはなるけどな』
「それこそ、必要経費ってもんだろ。とりあえず無事なら何よりだよ」
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