モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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◆6J9WcYpFe2
[sage saga]
2016/05/16(月) 23:21:47.09 ID:QNh/EP420
「はっ!?」
目を覚ます。
思わず私は、あたりを見回しました。
ここは―――アパート○○(ふたつわ)の、私とはぁとさんが住む部屋。
それを確認し、私は安堵しました。
………怖い夢を見た気がします。
それは私の身に起こった出来事なのかもしれません。
あるいはこれから起こる出来事なのかも………。
「おはよぉー♪ なんかうなされてたけど、どしたの?」
そんな私の様子を心配したのか、はぁとさんが訪ねてきました。
「ちょっ、ちょっと怖い夢を見まして………っ」
「そっかー♪ よしよし☆」
「って、なんで撫でるんですかっ!?」
「はぁとはノリで動くタイプだぞ☆」
ま、まあ、悪い気はしないですけどねっ。
しかし………このままでいいのでしょうかっ?
よくは知りませんけど、はぁとさんがいつも何かと戦っているのは、薄々感じています。
そのたびに、私やアパート○○の人達を極力関わらせまいとしているのも。
だからか、寝るとき以外にこのアパートにいることは滅多にありません。
その事実を知ってなお、私は何もできずにこの家にいます。
何もしないのも嫌なので、ハートメールサービスも始めましたが、あまり振るいません。
せめて、一緒に戦えるくらいになれれば………。そう思って、
「はぁとさん、お願いがありますっ」
「ん? なんだ?」
「はぁとさんっ 私に稽古をつけてくださいっ!」
私ははぁとさんに稽古をつけてもらうよう頼みました。
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