モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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133: ◆6J9WcYpFe2[sage saga]
2016/05/16(月) 23:21:47.09 ID:QNh/EP420
「はっ!?」

目を覚ます。

思わず私は、あたりを見回しました。

ここは―――アパート○○(ふたつわ)の、私とはぁとさんが住む部屋。

それを確認し、私は安堵しました。

………怖い夢を見た気がします。

それは私の身に起こった出来事なのかもしれません。

あるいはこれから起こる出来事なのかも………。

「おはよぉー♪ なんかうなされてたけど、どしたの?」

そんな私の様子を心配したのか、はぁとさんが訪ねてきました。

「ちょっ、ちょっと怖い夢を見まして………っ」

「そっかー♪ よしよし☆」

「って、なんで撫でるんですかっ!?」

「はぁとはノリで動くタイプだぞ☆」

ま、まあ、悪い気はしないですけどねっ。


しかし………このままでいいのでしょうかっ?

よくは知りませんけど、はぁとさんがいつも何かと戦っているのは、薄々感じています。

そのたびに、私やアパート○○の人達を極力関わらせまいとしているのも。

だからか、寝るとき以外にこのアパートにいることは滅多にありません。

その事実を知ってなお、私は何もできずにこの家にいます。

何もしないのも嫌なので、ハートメールサービスも始めましたが、あまり振るいません。

せめて、一緒に戦えるくらいになれれば………。そう思って、

「はぁとさん、お願いがありますっ」

「ん? なんだ?」

「はぁとさんっ 私に稽古をつけてくださいっ!」

私ははぁとさんに稽古をつけてもらうよう頼みました。

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