モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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104: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 20:38:51.97 ID:glNSs2qCo

 このまま撃ち続ければ、アーニャは天聖気を使い果たし、天聖気で何とか持たせている肉体は消えてしまう。
 そうなってしまえば本末転倒であった。
 しかし、この弾幕を止めてしまえば『アナスタシア』の放つ結晶杭は余すところなくこの肉体を貫通せしめるだろう。

 進むも引くも待つのは死というこの状況。
 しかしアーニャはそれでもこのまま膠着状態を維持して死ぬより、わずかな可能性をかけて選択するしかない。
 すでに移動を制限していた周囲の結晶柱は取り除いている。

 準備はできた。消耗こそ激しいがするしかなかった。

「……いき、ます!!」

 指先で、両手の機関銃を一回転させる。
 一瞬で行われたその動作の後に、変化している結晶の機関銃。
 変化したのは銃口下のアタッチメント。
 両方の機関銃から撃ち出されるのは、先ほども使った炸裂兵器。

 グレネード・ランチャーから撃ち出された小さな結晶塊は炸裂し、結晶杭の弾幕に風穴を開けた。

「……これで!!」

 道は出来たとアーニャは機関銃を放り棄てて、一歩を踏み出す。
 この機会を逃せば、残り少ない天聖気のアーニャには勝機はなくなってしまう。



「やはり……アナタは、突破した」



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