ドイツ「地球立キチガイ学園にようこそ!今日も今日とて偽善に励むぞ!」
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587: ◆pIxjj4GI1s[saga]
2017/03/12(日) 00:30:50.29 ID:L/9SqtYq0

普段は烏有院長にうんざりしているイザングランであったが、

こう尋ねられると目を輝かせて答えた。

イザングラン「それがだね!あんな奴でもやはり、彼は医者なんだね!」

イザングラン「彼は毎週、アスペルガー症候群の少年のカウンセリングをしているんだ」

イザングラン「ゴドー君という、とても聡明な男の子だよ」

イザングラン「最初の出会いは障害とは別件だったらしいけど、彼は烏有にだけ懐いたようだ」

イザングラン「私はね、烏有がちゃんと仕事してることに毎週感激するのさ・・・!」

ライネケ「いやいや、仕事もちゃんとしてるでしょ、あの人」

イザングラン「私が見る時いつも遊んでるようだが?!」

イザングラン「私は医者になれなかったが、少しでも患者の治療の手伝いがしたくてこの職を志望し・・・」

ライネケ「あーもーいい、もーいいです」

ライネケ「わかりました。2時間ほど経ってから再度伺ってみましょう」

イザングラン「あいつの家に直接行った方がいいんじゃないか?」

イザングラン「あいつ、本当に管理ルームに足を運ばないんだよ!」
  
  
****約2時間後、管理ルーム****
 
ライネケ「おやっ!奇跡が起こったようだ」

烏有「ああ、月に精々15時間くらいしかここに居ない俺が、荷物取りに数分寄っただけのところに会えるなんて!」

ライネケ「・・・今度からは電話した方が良さそうですね」

烏有「だってさ?ここで一日中監視カメラチェックしてても事件は防げないのだし、生徒との接触は駄目だし、労力の無駄じゃん?」

ライネケ「給料ドロボーじゃないすか」

烏有「院長にさせる仕事じゃないんだよー」

烏有「前任のル・ダウさんなんてさ、真面目にやってたら可哀想に、危うく行かず後家になるとこだったんだよ?」

烏有「寿退社出来たから良いものの、あんな美人をずっとこんなとこに缶詰にするなんて間違ってるぜ!」

ライネケ「それで烏有さんには素敵な出会いがあるんですか?」

烏有「全然ないね!なんでだろ?」

ライネケ「希望を持ちましょう^^」



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