ドイツ「地球立キチガイ学園にようこそ!今日も今日とて偽善に励むぞ!」
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549: ◆pIxjj4GI1s[saga]
2017/01/19(木) 22:12:00.85 ID:AZeSaSLX0

130「自覚のないままに、爪をもがれた彼らは地球の一員だと認識してしまうのさ」

130「もはや王たりえなくなったグレートブリテン卿は、後輩たちを獣のように感じたんだろうな」

130「善良な地球市民である自分たちの脅威を排除しようと考えたわけだ」

130「・・・ここからは愚痴になっちまうけど、いいかな?」

イストワール「この際とことん言えばいい」

130「俺の受け持った生徒たちは、歴代で最も才能豊かで恐ろしい少年たちだったんだよ」

130「抜群の頭脳、身体能力、カリスマ性を持っていた」

130「そのまま彼らを世に放てば、世界は滅ぶところだった」

130「彼らは絶望、恥辱、憂鬱、恐怖、惰気、飢餓感、子宮回帰願望といったものを知らなかった」

130「彼らを大人しくさせるには、それらを刻みつける必要があったんだ」

130「そこで俺は・・・あの薬の投与を上に持ちかけた」

130「上はすぐに許可を出した。極秘のうちに」

130「お前らは、情報管理課の人間は、正義感が強いからな」

イストワール「信じられないな、そんな話」

130「そして、上への忠誠心も強い。忠実でまっとうな人間だよ、お前は」

130「被害妄想の作り話だと思いつつも、ちゃんと俺の話を聞いてくれる優しい奴だ」

130「見ておけ、彼らは人を殺そうとするたびに、恐怖が常によぎるから」

130「彼らはもはや、普通の人間と同じように、金や権力に従って生きることしかできない」

イストワール「・・・」

130「勘違いしないで欲しい」

130「俺は親の次くらいに、彼らを愛しているんだぜ」

130「たまらないほど愛しているんだ、だからこそ、WWを二度、COLDを一度投与したんだ」



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