ドイツ「地球立キチガイ学園にようこそ!今日も今日とて偽善に励むぞ!」
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550: ◆pIxjj4GI1s[saga]
2017/01/19(木) 22:13:56.68 ID:AZeSaSLX0

130「最後に一人の王が君臨するより、愚かな民として暮らした方が幸せだと俺は思ったから」

130「彼らはきっと、俺の行動をわかってくれるはず」

130「自分の子や親戚を、この学校に入れるだろう」

その時、130番はよろめいた。

イストワール「!おいっ・・・」

130「だ、駄目だ・・・思ったより時間がなかった・・・」

130「俺はもう駄目だ・・・じきに、人間らしい思考ができなくなる」

130番はイストワール氏の両肩を掴む。

それを見て看守は銃を構えた。

イストワール「待って!撃つのは待って!」

130「ゴドーに、マクガフィンに、Qちゃんが言ってたって伝えてくれ・・・」

130「本当にごめんって、俺と出会ったせいで、ゴドーの人生がめちゃくちゃになること」

130「それでも、過去と、現在と、未来の患者を救えるのは、ゴドーしかいないこと」

130「生徒から逃げずに、向き合って欲しいこと」

130「俺よりも上手くやって、まともに生きて欲しいこと」

130「これだけは、あの子に伝えなきゃいけないんだ!」

イストワール「わかった」

130「あと、お前に言うぶんだ」

130「イザングラン、お前には苦労をかけたな」

130「業務に関してお前とわかり合えたことはなかったが、お前が相棒で良かった」

130「もっと違う出会い方をしていれば、喧嘩も少なく済んだだろうにな」

130「それから」

130「今から俺の勝手で、お前に一生消えない傷を付けることを謝る」

130「これ以上の屈辱に、耐えられないんだ」



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