にこ「きっと青春が聞こえる」
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81: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/04/03(日) 22:51:02.82 ID:JvmSDeLco

「これ……」

にこ「え?」

 いぶかし気に見ていると、彼女はつけっぱなしになっていたテレビに視線を向ける。

 ニュースはいまだ変わらずA-RISEの特集を続けていた。

「今一番人気のスクールアイドル、A-RISEか……」

にこ「…………」

 何の含みもないはずのその言葉が、なぜだろう、いやに私の心をささくれ立たせる。

「すごいわね。ここまで上り詰めればスクールアイドルだって立派なものだわ」

にこ「……立派じゃなくて悪かったわね」

「誰もそんなこと言ってないじゃない?」

にこ「言ってるようなものでしょ!? そーよ、たしかに今の私は仲間一人いないちっぽけなぼっちよ!」

にこ「だけど、だけど私だって、前までは……!」

「前?」

にこ「…………」

「なんで急に押し黙っちゃうのよ」クスクス

 なんで、なんて言えない。

 私がこのA-RISEより人気のグループにいた、なんて、信じてもらえるはずがなかった。


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