にこ「きっと青春が聞こえる」
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502: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/12/20(火) 01:38:17.46 ID:YNfrPH5eo

絵里「ハラショー」

花陽「え?」

絵里「素晴らしいわ。まるで名探偵ね」

凛「それじゃあやっぱり!」

絵里「買いかぶりすぎなところもあるけれどね。おおむね当たりよ」

花陽「買いかぶり?」

絵里「……あの時の態度。あれは、そこまで深く考えていたわけではないわ」

絵里「ただ――ただ、腹が立ってしまっていただけ」

花陽「にこ先輩に、ですよね?」

絵里「……そこまでわかるものなの?」

花陽「私たちも、おなじですから」

凛「今のにこ先輩、ちょっぴり自分勝手だにゃ」

花陽「……二年生を勧誘したのは、正直、今でも納得できていません」

花陽「なんだかんだで、穂乃果先輩と海未先輩はやってもいいかなって気持ちに傾いていましたから、まだわかります」

花陽「だけどことり先輩に関しては、わけがわかりません」

花陽「衣装作り担当として勧誘したのなら、理解できました」

花陽「だけどにこ先輩は、アイドルをやってもらうために勧誘したって言ってました」

花陽「まったくやる気のない人を、すぐに辞めるかもしれないリスクを背負ってまで勧誘する理由は――わかりません」


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