にこ「きっと青春が聞こえる」
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500: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/12/20(火) 01:36:44.58 ID:YNfrPH5eo

花陽「その時の態度も、私は不思議でした」

花陽「私たちを煽るような。けんかを売ってるような。あの態度」

花陽「機嫌が悪かったっていうのも、あるのかもしれませんけど。でも、それだけじゃない気がしていました」

絵里「……なら、どんな理由が?」

花陽「試してたん、ですよね?」

花陽「理由はわからないけれど、絵里先輩には二年生も含めた「あの場の六人」がアイドル研究部にいることが必要だった」

花陽「いえ、それだけじゃありません」

花陽「今後もスクールアイドルとして活動していくことが、必要だった」

花陽「だけど、二年生は誰一人自分の意志でアイドルをやろうとはしていませんでした」

花陽「あのままの意識で続けていても。中途半端な気持ちで続けていても」

花陽「あの人たちがアイドルに真剣に向き合うことはなかった」

花陽「そんな人たちがもしもレベルの高い練習を要求されたら――」

 結果は、穂乃果先輩がそのまま証明してくれました。

花陽「……きっと、いずれ辞めてしまっていたと思います」

絵里「…………」


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