にこ「きっと青春が聞こえる」
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16: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 00:17:49.53 ID:V+INWURXo

にこママ「……ちょっと、大丈夫? 具合悪いの?」

にこ「う、ううん、違うの、そうじゃなくって……」

にこママ「あんまり体調がよくないなら、今日は学校お休みしたほうがいいんじゃ……」

にこ「ほんと、大丈夫だから! ちょっと寝ぼけてただけ! ――ごちそうさま!」

 話が妙な方向にずれてきたため、慌てて牛乳を飲み干す。

 着替えや身支度は済んでるから、あとは歯を磨いたら――うん、カンペキなにこにーのできあがり。

にこ「それじゃあ行ってきまーす!」

こころ・ここあ「いってらっしゃーい」

にこママ「いってらっしゃい、無理しちゃだめよー」

にこ「わかってるー!」

 三人分の声に背中を押されながら、ドアをくぐる。

 春を待ちわびる三月の日差しが、ちょっとだけあたたかい。

 よーし、今日もいっちょ頑張りますか。 




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