にこ「きっと青春が聞こえる」
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17: ◆yZNKissmP6NG[saga]
2016/03/15(火) 00:25:11.24 ID:V+INWURXo

 三年生が卒業したものだから、通学路を歩く音ノ木坂生は少し前よりぐっと減った。

 まあ単純に考えれば三分の一がいなくなったのだからそう感じるのも当然か。

にこ(ま、にこみたいな例外もいるんだけどね)

 見ると私と同じ緑リボンの生徒もちらほら見られる。どんな理由か知らないけど卒業してからもごくろーさま。

 ……なーんて、人のこと言えないけど。

にこ「ん」

 校門をくぐろうかというところで、見知った二人分の後姿。

 私の大好きなμ'sのメンバーで、大切な同級生で――かけがえのない、友達。

 恥ずかしいから本人らには言わないけどね。

 なんだか一人で照れ臭くなったので、ごまかすように二人の肩をばしーっと叩く。

にこ「おはよー、絵里に希。朝からなかよしこよしでうらやましいわねぇ、このこの」

 ジョークも完璧。今日もいい一日になりそ。


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