元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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665: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2017/08/27(日) 20:03:48.51 ID:ESfib4sto
元旅人の娼婦、エリーが切り盛りするカフェ。

通称、魔境カフェ。

カランカラン

ネル「アッ、バルザック!」

バルザック「おお、いたいた!」

テンパラス「魔術師の男もちょうど来たようだな」

ガルァシア「ネル……ワープ先はもう少し考えろ。地に埋まっていたぞ。俺が岩魔術師だったから良かったものの……」

ネル「ごめんヨー」

エリー「あんたがしくじるなんて珍しいね?」

ネル「緊急だったからネ」

エリー「へえ、何と戦ってたんだい?」

ネル「え? 貴腐だヨ。六勇ノ」

バルザック「ついでにキョウト国の偉い神様もな」

エリー「あんたたち一体どこで何してきた!?」

ガルァシア「ここから歩いて10分の町中だ……」

バルザック「チンピラ退治のつもりだったんだがなぁ。あ、エリーちゃんビール一杯!」

エリー「……頭が痛いよ」

テンパラス「マスター。剣士のテンパラスだ。話し合いに使っても良いだろうか?」

エリー「いいよ。下手に避難するよりあんたたちがいた方が安全そうだからね」

ネル「今更だけど、逃げるのは悪手だったネ……」

テンパラス「私見だが、あの場面では最善手だったろう」

ネル「菌を使って遠くから見えない攻撃を仕掛けてくる敵が相手なんダ、姿を見失うのは一番危険ジャン?」

バルザック「ごくごく……プハー! あん? そういやシュンの奴はどこ行きやがった?」

ガルァシア「また、余計な事をしているのではないだろうな……」


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