元お嬢様「安価とコンマで最終決戦?」元メイド「8ですぅ」
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574: ◆k9ih1s9J/w[saga sage]
2017/06/13(火) 01:23:23.81 ID:de6FtlC+o
フェイラン「勝ったある」

ミルズ「あれ? 時間が飛んだ?」

リウム「いや、直後だぞ。瞬殺だった」

ビオーラ「ごめんだべユーリ姉!」

マリー「すまねぇサキューラ!」

ギャル「こうなったら、アタシ自らやるしかないか……」スッ

ミルズ「……!」ゴクリ

ミルズ「って彼女そんなに強かったっけ?」

リウム「いや、普通レベルだな」

ギャル「ふーん……真の力を見ればそんなことは言えなくなるし」

そう言いながらギャルはミルズ達からゆっくりと距離を取る。

フェイラン「気を抜くなよろし」

イリス「迎え撃つよ!」

ギャル「ビオーラ! マリー!」

ギャル「……ダッシュ!!」ダッ

ミルズ「逃げた!?」

リウム「しまった! あいつは逃げ足が速いんだ!」

フェイラン「追うよろし!」

ドシン

ミルズ「ま、また援軍?」

立ちはだかるは3mはあろうかと言う大男。

横幅も相当のものであり、まさに巨人と言う他なかった。

大男「憤怒っ!」ドゴンッ!

大男が片足を己の頭よりも大きく上げてから地面に叩きつけると、地面が大きく振動した。

ミルズ「うわっ……!」

フェイラン「ハイッ! テイッ! ……ダメある、肉の鎧に弾かれるあるよ!」

大男は掌を正面に差し出した。

武術の素人であるミルズ達にも分かるほど、その掌に力が集まっていく。

ミルズ(今までの相手とは全く違う……)

ミルズ(この大男の相手をしながら追いかけるのは絶対に無理だ)

ミルズ「皆、撤退! 戦うだけ無駄!」


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