298: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2018/04/09(月) 00:46:29.66 ID:pdxvH6grO
レンジャー「あっ、ごめん」
レンジャー「あっそうか、たしか、えっと頭、触られるのイヤだったよな」
おそるおそる首を伸ばし、ジュプトルはレンジャーを見た。
鼻柱を爪で引っ掻きながらかすかに唸っている。
ダゲキは動かない。
彼の横に立つコマタナが心配そうに鳴いた。
ジュプトルがレンジャーに視線を据えたまま俯いた。
これではまるで首を差し出しているようだ。
レンジャー「……それは」
レンジャー「え、本当にいいの?」
今度はレンジャーが困って、後方の保護者を見る。
ダゲキはやはり表情を変えない。
意を決して、レンジャーはジュプトルの頭にそっと手を乗せた。
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