92: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/22(月) 19:49:48.37 ID:bi205V3UO
ほむら「済んだことはもういいわ。どうせ困るのはあなただしね。話というのは別のことよ」
さやか「……何?」
ほむら「そうね、まずは確認だけど……あなた、自分が魔法少女になったことを鹿目まどかに伝えたかしら」
さやか「まどかに? まだ話してないよ。今日学校で話そうとは思ってるけど」
そうだろうとは思っていた。
そのためにこんな時間に呼び出したのだ。
しかし、昨晩電話やメールで伝えた可能性もあったので、本来なら、昨日のうちにこうして呼び出しておくべきだった。
ほむらは、昨日すぐに気持ちを立て直して行動できなかったことを、反省していた。
とはいえそこには、恐らく口止めは難しいだろうと予測していたということもあった。
ほむら「あなたが契約したことを、鹿目まどかには話さないでもらえないかしら」
さやか「……なんで?」
ほむら「いい影響を与えないからよ。あなたが契約したと知れば、少なからず彼女は、自分も魔法少女になりたいという思いを強くするでしょう」
さやか「……」
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