429: ◆c6GooQ9piw[sage saga]
2020/09/21(月) 19:48:26.87 ID:tumhSjWG0
喜びにも似た感情が抑えきれなかった。
どうせ信じてもらえない。
もう不可能だと、もはや不必要だと思っていた。
他人に理解してもらえなくていい。
それなら、自分で状況を操作してまどかを救うだけだと。
理解者など必要ないと──そう思っていた。
しかし──
ほむら(たったひとりに理解してもらえただけで、これほど心が温まるなんて)
利害うんぬんの話ではない。
まどかを救うために必要かどうかではない。
ただ、自分を理解してくれる人がひとりいるだけで、こんなにも違うとは。
ほむら(あぁ、これで──)
一度は諦めた。
もうこの時間軸では無理だと、まどかを救えないと、目を背けた。
そこに現れた、ひとりの理解者。
そんな想定外の存在を前にして、ほむらは──
ほむら(──これで、勝機が見えた)
ただ、前だけを見つめていた。
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