30: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:07:34.72 ID:8m/ElpKNO
***
まどかとさやかが、教室に入ってきた。
キュゥべえは見当たらない。
31: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:12:31.31 ID:8m/ElpKNO
場所を廊下に移し、ほむらは会話を再開した。
ほむら「ふたりに聞きたいのだけど、キュゥべえに何か聞かされたかしら」
まどか「ちょっとだけね。私とさやかちゃんが、魔法少女になれるってことくらい」
32: ◆c6GooQ9piw[saga ]
2016/02/20(土) 15:16:34.91 ID:8m/ElpKNO
更に、さやかがほむらに問いかけた。
さやか「なら、転校生はどんな願いで魔法少女になったの?」
ほむら「……」
33: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:18:53.32 ID:8m/ElpKNO
ふたりは教室に戻ったが、ほむらは廊下で考え事を続けていた。
信用されてなくても、このタイミングで忠告ができたのは幸いだ。
普段なら、キュゥべえが張り付いていてなかなか話ができないのだが、今回はラッキーだった。
34: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:25:34.70 ID:8m/ElpKNO
***
昼休み、まどかとさやかが屋上で食事をとっていると、約束通りキュゥべえがやってきた。
キュゥべえは、ふたりに魔法少女のことを一通り説明した。
35: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:27:36.91 ID:8m/ElpKNO
さやか「キュゥべえ、質問があるんだけど」
QB「なんだい?」
さやか「願いは、自分に関することじゃなきゃダメなの? たとえば、他の誰かのために契約するとか……」
36: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:29:26.51 ID:8m/ElpKNO
キュゥべえが、ふたりの様子をうかがって問いかけてきた。
QB「何の話だい?」
一瞬話してもいいものか悩んだが、まだキュゥべえが根っからの悪人だと決まったわけではない。
37: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:30:30.51 ID:8m/ElpKNO
まどか「……」
まどかは、昨日助けてもらった赤髪の魔法少女のことを思い出していた。
確かに、彼女からもそのような雰囲気を感じた。
38: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:36:56.90 ID:8m/ElpKNO
それから数日、キュゥべえはほとんどまどかと行動を共にしていた。
魔法少女に関しての話はなかったが、キュゥべえがふたりに契約を急かすような素振りはなかった。
そんなある日、学校からの帰り道で、ひとつの事件が起こった。
39:名無しNIPPER[sage]
2016/02/20(土) 15:58:32.15 ID:uesFMNybo
見てるよ
40:名無しNIPPER[sage]
2016/02/20(土) 16:08:37.58 ID:/FWk6iE9O
杏子は魔女化の事実を知ってもマミみたいに半狂乱にはならないメンタルあるからなぁ
思いきってまどかとさやかに魔女化の事話してもいいと思うけど
460Res/310.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20