ほむら「巴マミがいない世界」
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29: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/20(土) 15:05:15.12 ID:8m/ElpKNO
まどか「……」

さやか「……」

QB「……」

沈黙が訪れる。
最初に口を開いたのはさやかだった。

さやか「……とりあえず、その話は昼休みにでもしましょ。遅刻しちゃう」

まどか「そうだね」

QB「そうかい。だったら、昼休みにまた来るよ。詳しいことはそのときに話そう」

まどか「昼休みは、たぶん屋上にいると思うよ」

QB「わかったよ。じゃあ、また」

まどか「またね」

キュゥべえはトコトコと歩いていった。
あれでは移動が大変なのではないだろうか。

まどかは、先程のキュゥべえの言葉を思い返していた。

まどか「う〜ん、わたしたちが魔法少女になれるなんて、本当かなぁ。あんな風に戦うなんて、できっこないと思うけど……」

さやか「……」

まどか「さやかちゃん? どうかしたの?」

さやか「あ、ごめん。ちょっと考え事してて……なんでもないよ」

まどか「そう? ならいいけど……」

キュゥべえの言葉に、思うところでもあったのだろうか。
しかし、さやかがそれ以上魔法少女の話をすることはなかった。


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