ほむら「巴マミがいない世界」
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260: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/05/03(火) 22:03:34.60 ID:M5GsA7PKO
さやか「誰かのために魔法を使うのは間違ってる……その通りよ。今なら、あたしにも理解できるわ」

杏子「……それは、あたしが出した結論だ。お前には、お前の答えがあるんじゃないのか?」

さやか「同じよ。今まであたしは他の誰かのために戦ってきたつもりだったけど、結局それは自分のためでしかなかった。そもそも願いからして、間違っていたのよ」

杏子「そのお前の願いは、本当にお前のためだけのものだったのか? その男は、全く喜んでいなかったのか?」

さやか「……そういう話じゃないわ。あたしが何を思ってその願いを選択したかが問題なのよ」

杏子「何を思って……か。そいつの怪我を治すことで、そいつの恩人になりたいという気持ちがあったってことか?」

さやか「そうよ。そのときは気づいてなかったけどね」

杏子「……本当にそうか?」

さやか「……」

言葉を交わし合う。
互いの気持ちをぶつけ合う。

さやかに、迷いが生じつつあった。


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