133: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/28(日) 13:51:10.93 ID:UaBB63nWO
まどか「じゃあ、なんであのタイミングだったの?」
ほむら「……」
この質問をするということは……
気づかれてしまっただろうか。
さすがに、あのタイミングは少し露骨過ぎたかもしれない。
ほむら「……偶然よ。たまたまあのときに通りかかっただけ。他意はないわ」
信じてもらえないことは承知で、とりあえず弁明はしておく。
まどかは少し間を置き、言いにくそうにしながら口を開いた。
まどか「もしほむらちゃんが、わたしの契約を防ぐためにふたりの争いを止めたのなら……いや、そもそもそのためにさやかちゃんを助けてくれるって言ってくれてるのなら……」
ほむら「……」
まどか「……ううん、ごめん。なんでもないよ」
言葉を飲み込み、首を振るまどか。
しかし、ほむらにはまどかが言おうとしたことは伝わっていた。
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